mactan島

なんだか元気のない日本。
その元凶は少子高齢化社会になったから。
それに比べて元気のあるフィリピン。
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小泉環境相はポエムとセクシーで早くもピンチ 妻・滝クリも視聴率急降下の逆風

デイリー新潮  9/24(火) 6:01配信        
 


批判の急先鋒は「F3層」!?
 テレビ朝日のニュースサイト「テレ朝news」は9月23日、「『気候変動問題はセクシーに』小泉大臣が国連で演説」の記事を掲載した。YAHOO! ニュースのトピックスに掲載されたこともあり、現在も大きな反響を呼んでいるようだ。


 ツイッターでも話題になっており、理解や擁護を示すツイートも散見されるものの、やはり批判的なものが多い。《世界に恥ずかしい! 世界中が笑ってるよね》、《お願いだから海外に恥を晒さないで》、《国内で馬鹿を言うだけでなく海外で言ってくれて情けないし恥ずかしいし》――という具合だ。


 結婚が発表されてから、先に滝川クリステル(41)がバッシングされた。例えばAERAdotは9月17日、「滝川クリステルさんへの逆風は、進次郎ファンからのとばっちり?」の記事を掲載したが、当時の雰囲気がよく分かる。


 筆者の高梨歩氏は「妻となる滝川さんをめぐっては結婚報道後、週刊誌やスポーツ紙でのバッシング報道も目立ち、SNSでも叩かれることが多くなってきた」と指摘。原因について「進次郎ファンのおばさま方」から、滝川クリステルが反感を買った可能性があると解説している。


 確かにその通りなのだが、「進次郎ファンのおばさま方」が小泉環境相を守っているかのような記述は、今の状況とは合致しない。「セクシー発言問題」からも明らかだが、小泉環境相に対する批判も増加している。夫婦への逆風が強くなっていると見るべきだろう。メディアの報道も、以下のような具合だ。


◆「小泉進次郎氏と滝川クリステルの結婚をめぐる逆風と失意」(夕刊フジ電子版:9月12日)


◆「小泉進次郎&滝川クリステル 勘違い発言連発で政界から総スカン」(FRIDAY DIGITAL:9月13日)


 中でも注目を集めたのがタレントの上沼恵美子(64)だ。9月22日にMCを務めるテレビ番組「上沼・高田のクギズケ!」(日本テレビ系列[日テレを含む一部地域を除く]・読売テレビ/中京テレビ共同制作・日曜・11:40)に出演し、2人の結婚に否定的な見解を示したのだ。


 これをスポーツ紙が、すぐさま記事にした。いずれも電子版で、掲載日は同じ22日。オンエアを見て急いで執筆したのだろう。3紙の見出しをご覧いただく。


◆「上沼恵美子“進次郎首相”誕生を予想も…ヤキモチ!?滝クリとは『別れるわ』」(スポニチAnnex)


◆「上沼恵美子、進次郎氏と滝クリは『別れる』と大胆予言」(サンスポ)


◆「上沼恵美子 小泉氏&滝クリは『別れるわ』と大胆予言」(デイリースポーツ)


 関東地区では放送されていない番組ということもあり、発言内容を知りたいという方も多いだろう。サンスポの記事から一部を引用させていただく(註:引用はデイリー新潮の表記法に改めた。以下同)。


 上沼は小泉環境相が滝川クリステルと結婚したことを、イメージ的には「マイナスです」と一刀両断したのだ。


《滝川との結婚についても「マイナスです。やっぱりきれいな、派手な人が好きやってんなって。がっかりする」とコメントした。また、「クリステルさんは一人で生きていける人だし、結婚してラブラブで赤ちゃんもすくすく育って、うれしいときやと思うんですよ」と話したが、「今だけや」とまさかのひと言。


進次郎氏について「(総理大臣まで)行くと思う」と予想する上沼だったが、「ヤキモチで言うてます」と前置きすると「クリステルさんとは別れるわ」と大胆に予言。「離婚は悪いわけではないじゃないですか」と一応フォローは入れたものの、「でも見とってみ。絶対なるから」と姿勢は崩さなかった》


 きっと膝を打った視聴者は多かったのだろう。だが、どれほど結婚を揶揄されても、本業の政治家に大した影響はないはずである。ところが、小泉進次郎という政治家に対する批判も一気に増えているようだ。


頓珍漢な“ポエム回答”
 そのひとつに、東京電力福島第1原発の汚染水問題がある。端緒は、前環境相である原田義昭・衆議院議員(74)が汚染水について、「海洋放出のほかに選択肢はない」と発言したことだった。


 小泉環境相は9月11日、首相官邸で開かれた大臣就任の記者会見で、この発言に言及。「福島の漁業の再生などに努力されてきた方々のご苦労」を指摘し、発言で苦労が大きくなるとしたら「大変申し訳ないことだと思う」と謝罪した。


 一方、汚染水の問題は経済産業省の有識者会議が担当していることを踏まえ、環境省は「所管外」と説明。「福島のさまざまな方がこれ以上傷つくことのない議論をしていただきたいと願っている」と経産省に要望したが、この所轄外という“縦割り行政”を象徴とする言葉が不評を呼ぶ。


 小泉環境相に噛みついて存在感を示したのが、日本維新の会代表を務める松井一郎・大阪市長(55)だった。17日に記者団の質問に応じ、次のように苦言を呈したのだ。


「将来、総理を期待されている人が『所管外だ』とか、そういうことで難しい問題から批判をそらすようなのは非常に残念だ。真正面から受け止めてもらいたい」


 小泉環境相は同じ日に「(松井市長に)会う機会があれば、考えを聞いてみたい」と真摯に受け止める姿勢を示した。もっとも、これに前大阪市長の橋下徹氏(50)が参戦。翌18日に小泉環境相の「考えを聞いてみたい」という発言を報じた記事を自身のツイッターに貼りつけ、以下のように“叱咤”したのだ。


《小泉さんは所管外と逃げてはいけない。福島復興は所管外なのに復興を後押しするのも環境省の仕事だと言っていたはず。放射性物質の一般論を述べて国民の理解を促すのは環境省の重要な仕事》


 父親の小泉純一郎元首相(77)は、「歯に衣着せぬ発言が面白かった」とよく言われる。その息子が慎重な言い回しを選択すると、世論はかえって敏感に反応してしまうようだ。


 これに追い打ちをかけたのが、“ポエム問題”だ。テレビ朝日がYouTubeに開設した「ANNnewsCH」は19日、「『具体策は?』に進次郎氏の回答は 除染廃棄物問題」のニュース動画をアップした。そのテキスト部分を引用させていただく。


《小泉大臣は17日に福島県の大熊、双葉など4つの町の町長と会談し、2045年度までに除染廃棄物などを一時保管する「中間貯蔵施設」から県外に運び出す方針を改めて強調しました。
記者:「その最終処分場の検討が進んでいない現状・見通しについて、小泉大臣の見解を頂きたいと思います」
小泉進次郎環境大臣:「さっき、ご質問が同じような趣旨でありましたけど、私はこれは福島県民の皆さんとの約束だと思っています。その約束は守るためにあるものです。全力を尽くします」
記者:「何か具体的に今しようと思っていらっしゃることは」
小泉進次郎環境大臣:「私のなかで30年後ということを考えた時に30年後の自分は何歳かなと、あの発災直後から考えていました。だからこそ、私は健康でいられれば、その30年後の約束を守れるかどうかの節目を見届けることができる可能性がある政治家だと思います。だからこそ、果たせる責任もあると思うので……」》


 正直言って、全く意味不明の回答に、世間は“ポエム”と揶揄した。ここで使われている“ポエム”は「詩」という原義ではなく、ネット上で使われる「気恥ずかしい発言」といった意味のジャーゴン(隠語)だ。


 スポーツ報知(電子版)が22日に報じた「関口宏、小泉環境相の『30年後の自分は何歳か』発言に『いやいや、そういうことを聞いているんじゃない』」の記事を目にした方も多かったのではないだろうか。


 ニュース番組「サンデーモーニング」(TBS系列・日曜・8:00)でMCを務める関口宏(76)が、小泉環境相のポエム問題を取り上げ、「いやいやそういうことを聞いているんじゃないですよ。どうなさるおつもりですか? って答えていただきたかった」とコメントした。これにも注目が集まったのだ。


坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
 どうも結婚当初の祝福ムードは、早くも雲散霧消しつつあるようだ。民放キー局で番組制作を担当しているスタッフも、「視聴率を見れば、世論は一目瞭然です」と指摘する。


「滝川さんの地上波唯一のレギュラー番組は『教えてもらう前と後』(TBS系列・毎日放送制作・火曜・20:00)です。結婚発表直後の8月13日オンエアでは新聞ラテ欄に臆面もなく『滝川クリステル祝結婚』と記述。しかし、それが功を奏して視聴率は前週より2・8ポイント上昇しての10・0%、悲願の2ケタ乗せに成功しました」(註:視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)。


 翌週の8月20日放送でも10・4%と好調をキープ。ビデオリサーチの「週間高世帯視聴率番組10「8月19日(月)~8月25日(日)」でも、「教育・教養・実用【関東地区】」の部門で6位にランクインした。


「テレビ業界では『結婚で滝クリブームが来た!』と注目されましたが、8月27日には8・3%と低下。9月10日は打ち切り水域の6・8%まで急降下。結局、9月17日は7・0%。結婚前より数字が悪くなっています。10月1日は2時間スペシャル版の放送が予定されており、今のところ延命していますが、こんな数字が続いていると、いつ打ち切りになってもおかしくはありません」(同・番組制作スタッフ)


 どうして小泉進次郎・滝川クリステルの夫婦は人気が長続きしなかったのか、この番組制作スタッフは「今、テレビの視聴率と世論調査を動かしているのは、F3層なんです」と明かす。


「F3層」とは、主に広告業界で使われる用語だ。具体的には、広告のターゲット層を指す。「F」は「女性」を意味する「FEMALE」を略しており、「F1」が20歳から34歳、「F2」が35歳から49歳、そして「F3」は50歳以上という分類だ。


「独身だった頃の小泉進次郎さんは、F3層から人気がありました。その進次郎さんを奪った滝川クリステルさんが許せないということでしょう。そもそも滝川さんの人気は男性が支えています。具体的には、M2層(35歳から49歳の男性)とM3層(50歳以上の男性)でしょう。かつて、深夜のニュース番組『ニュースJAPAN』(フジテレビ系列・1994~2015年)で滝川さんのファンになったのは、30代以上のサラリーマンでした。『お・も・て・な・し』で手玉に取られたのも部長クラス、つまり50代以上です」(前出・組制作スタッフ)


 ウチの亭主だけでなく、進次郎までも――。もともと滝川クリステルに好感を持っていなかったF3層は、妻だけでなく夫の進次郎にも矛先を向けたということか。


「“滝クリに籠絡された”とF3層は進次郎さんにも失望したのです。要するに彼は男を下げたわけですね。F3層が進次郎さんの妻になってほしかった女性は、『おしとやかで、出しゃばりすぎない、和風の、ちょっと不美人』だったはずですよ」(同)


 もちろん上沼恵美子自身もF3層。彼女の鋭い勘で世論の変化を見抜き、毒舌トークに反映させたのだろう。


 東京新聞は9月23日の朝刊に「熱い迷言? 小泉節、よく聞くと意味不明… 『言いそうなこと』盛り上がるネット」の記事を掲載した。


 ツイッターで「#進次郎さんにキリッと朗読してほしいコメント」のハッシュタグが話題になっているという。そこで呟かれているのは“進次郎節”のパロディ作品。大喜利的に盛り上がっているといい、記事で紹介された人気作をご紹介しよう。


◆「赤を上げて、白を下げないとどうなると思いますか? そう、赤と白が、上がるんです」


◆「年末年始。年の瀬。師走。こういう言葉を聞くたびにね、いつもこう思ってきました。もうすぐ新年だな、と」


◆「皆さん、私は、みなさんに、12時の7時間後は7時であり、19時でもあるということを真剣にお伝えしたい」


 小泉夫妻の前途は多難のようで――。


週刊新潮WEB取材班     2019年9月24日 掲載



国連での英語スピーチはやはり失言だったのか。
原稿を読まなかったようですが、違ったことを言ったように思います。

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